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教養・歴史 書評

『カルティエ 最強のブランド創造経営』 長沢伸也編著、杉本香七著 東洋経済新報社 2640円

『カルティエ 最強のブランド創造経営』 長沢伸也編著、杉本香七著 東洋経済新報社 2640円

 ブランドの戦略や構築などについては、GAFAをはじめマクドナルド、コカ・コーラなどの巨大企業が考察対象となることが多い。そんな中、本書が異色なのは、宝飾品などを扱うラグジュアリーブランドに学ぼうとしている点だ。お手本となるのは、タイトルにもある「カルティエ」をはじめ、ラグジュアリーの複合企業「リシュモン」グループ。歴史や土地、人、技術など生かし切れていない資産をどう資源に変えるか、具体的な方法論が述べられている。(K)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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