「セイジ・オザワ松本フェス」2年ぶり開催決定に込めた思い=梅津時比古
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クラシック 2021セイジ・オザワ 松本フェスティバル=梅津時比古
小澤征爾総監督の熱意で2年ぶりに開催が決定
日本における新型コロナウイルスのワクチン接種の遅れは音楽界にも大きな影響を及ぼしている。ドイツで今夏のバイロイト音楽祭開催が決まるなど、世界の音楽祭はコロナ禍から着々と回復しつつあるが、日本では大分県で5月に予定されていた別府アルゲリッチ音楽祭が急きょ、中止されるなど、感染対策の遅れが響いている。
夏の音楽界最大の催し、長野県松本市で行われる「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」も開催が危ぶまれていたが「こんな時期だからこそ生の音楽を届けたい」という小澤征爾総監督の熱意に長野県、松本市、スポンサーなどが協力し、できる限りの感染対策を施して実演することになった。昨年は中止されたので2年ぶりの開催となる。
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週刊エコノミスト
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