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教養・歴史 書評

『文春の流儀』 木俣正剛著 中央公論新社 1980円

『文春の流儀』 木俣正剛著 中央公論新社 1980円

 文藝春秋といえば、今なら多くの人が「文春砲」という言葉とともに想起するだろう。なぜ数々のスクープをものにできるのか。関心の中心はそこかもしれない。しかし40年間勤めた著者による本書を読むと、その「流儀」は他社と違う独自性や奇襲というより、メディアの初心である好奇心を大切にし、取材の際は臆せずアプローチすることにあるのが理解できる。人に会うこと、人を追うこと、そして手紙というメディアの力を問い直したくなる本だ。(K)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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