教養・歴史アートな時間

市川猿之助が一人六役! 人気狂言「女忠臣蔵」の後日談を観る=小玉祥子(アート・舞台)

『加賀見山再岩藤』岩藤の霊=市川猿之助 松竹提供
『加賀見山再岩藤』岩藤の霊=市川猿之助 松竹提供

舞台 八月花形歌舞伎 加賀見山再岩藤=小玉祥子

捨てられた骨が集まってよみがえる 主演・市川猿之助が六役に挑戦

 江戸時代に加賀藩で起きたお家騒動と浜田藩の御殿女中の敵討ちをモデルにした「鏡山旧錦絵(かがみやまこきょうのにしきえ)」は、辱めを受けた女主人尾上が自害した後、召使のお初が敵の岩藤を討ち取った功績から二代目尾上となるまでが描かれるので、「女忠臣蔵」とも呼ばれる人気狂言だ。

 その後日談が河竹黙阿弥作の「加賀見山再岩藤」。打ち捨てられていた岩藤の骨が寄せ集まってよみがえり、再び悪事に加担する、という筋立てだ。東京・歌舞伎座の「八月花形歌舞伎」第一部で、岩藤に焦点をあてた「岩藤怪異篇」のサブタイトルで市川猿之助の主演により上演される。

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