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教養・歴史 書評

『公害スタディーズ』 安藤聡彦、林 美帆、丹野春香編著 ころから 1980円

『公害スタディーズ』 安藤聡彦、林 美帆、丹野春香編著 ころから 1980円

 私たちの生活は、さまざまな公害に苦しめられてきた。本書は、〈呼吸する〉に関連する公害として大気汚染、〈食べる〉では水俣病やイタイイタイ病、〈住む・働く〉でアスベストなど、日本の公害の13の実例を独自の視点でカテゴライズして検証する。被害者ばかりでなく多様な立場からの語りを収録し、公害についてどのような場所で学ぶことができるのか、参加型学習や映画会などの実践を紹介して、次世代に公害についての認識を継承しようと試みる。(K)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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