「淡麗グリーンラベル」はなぜ「グリーン」だったのか 「うまくて体にいいビール類」の開発秘話
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直球か変化球か
上野が掲げた商品コンセプトは「うまい健康志向発泡酒」だった。
アルコール度数の低い「ライト(低アルコール)」ではなく、「しっかりとした飲み応えのある健康系発泡酒」を目指していた。
アルコール度数は、通常のビールと遜色ない4.5%を想定していた。
もともとビールのアルコール度数は4.5%が主流だった。
だが、「スーパードライ」など「ドライビール」の登場により5.0%~5.5%がメインになっていた。
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週刊エコノミスト
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