教養・歴史アートな時間

愚かなふりして源氏再興めざす。中村家代々の得意役を演じる勘九郎=小玉祥子

一条大蔵長成=中村勘九郎(平成24年3月平成中村座) 松竹提供
一条大蔵長成=中村勘九郎(平成24年3月平成中村座) 松竹提供

舞台 寿 初春大歌舞伎 一條大蔵譚 檜垣 奥殿

源氏再興願い多彩な面を表出 代々の得意役を勘九郎演じる

 東京・歌舞伎座の1月公演「寿 初春大歌舞伎」の第1部で、中村勘九郎が「一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)」の「檜垣」と「奥殿」で一條長成(ながなり)を演じている。平家全盛の世を生き抜くために、あえて愚かな振りをして周囲の目をくらまし続ける公家の役だ。

 享保16(1731)年初演の人形浄瑠璃「鬼一法眼三略巻(きいちほうげんさんりゃくのまき)」の四段目部分の歌舞伎化で、勘九郎は今回で3度目になる。

残り1069文字(全文1322文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

7月12日号

止まらないインフレ 資源ショック20 衝撃は石油危機に匹敵 「資源小国」日本の正念場 ■荒木 涼子/和田 肇24 原油の行方 2次制裁発動なら記録的高騰へ ■原田 大輔27 中国・インド “ロシアに冷淡”な資源輸入国 ■和田 肇29 戦略物資 EVや再エネの普及に必須の「銅」 ■片瀬 裕文30 天然 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事