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教養・歴史 書評

『ミクロ経済学入門』 竹内健蔵著 有斐閣 1650円

『ミクロ経済学入門』 竹内健蔵著 有斐閣 1650円

 家計や企業などを最小単位とし、消費行動、取引を分析するミクロ経済学。その重要性を認識しつつ何冊かに手を伸ばしたものの、難解で挫折した経験をお持ちの方も多いのではないだろうか。本書は、三つのキャラクターを設定し、会話口調で消費や生産、市場メカニズムなどについて分かりやすく説明している点に特長がある。全編を貫くキー概念として「幸せ」を掲げているのも親しみやすく、苦手意識を持った人にはうれしい好著である。(K)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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