教養・歴史書評

『ミクロ経済学入門』 竹内健蔵著 有斐閣 1650円

『ミクロ経済学入門』 竹内健蔵著 有斐閣 1650円

 家計や企業などを最小単位とし、消費行動、取引を分析するミクロ経済学。その重要性を認識しつつ何冊かに手を伸ばしたものの、難解で挫折した経験をお持ちの方も多いのではないだろうか。本書は、三つのキャラクターを設定し、会話口調で消費や生産、市場メカニズムなどについて分かりやすく説明している点に特長がある。全編を貫くキー概念として「幸せ」を掲げているのも親しみやすく、苦手意識を持った人にはうれしい好著である。(K)

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