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教養・歴史 書評

『はじめて学ぶ環境倫理』 吉永明弘著 ちくまプリマー新書 902円

『はじめて学ぶ環境倫理』 吉永明弘著 ちくまプリマー新書 902円

 地球温暖化など環境問題を解決するために必要とされている新たな倫理「環境倫理」。専門家がその内容を解説した。エコな暮らしをすればいいのか? なぜ生物の絶滅を防ぐ必要があるのか? など、本質的な疑問への答えを考えるヒントを提示。例えば住宅を解体すれば一生分のごみを出すことになるため、長期間使える「百年住宅」の取り組みが評価されるべきだといった意見を紹介する。環境問題を身近に考えられる貴重な入門書だ。(W)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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