教養・歴史書評

『言葉を失ったあとで』 信田さよ子、上間陽子著 筑摩書房 1980円

『言葉を失ったあとで』 信田さよ子、上間陽子著 筑摩書房 1980円

 依存症と家族の問題に長年携わるカウンセラーと、沖縄で若い女性から聞き取り調査を行う研究者の対談からは、語りが受け止められることがいかに大事なのかが浮かび上がる。世代も立場も違う2人はともに、虐待や性被害が家族に巣くう現実に直面し、耳を傾けてきた。暴力を受け続けることが人をどう変えるのか、加害者を変えられるのか。問題意識を共有しつつ、手法の違いから刺激を受け合う。2人が言葉の力を信じていることがひしひしと伝わる。(A)

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