週刊エコノミスト Online 世界戦時経済
ロシアの侵攻で世界経済は戦時体制に突入 これまでの常識は通用しない
ロシアのウクライナ侵攻が泥沼化の様相を示し、世界経済に与える影響がますます大きくなってきた。もはや局地的な紛争ではなく、世界のエネルギー、金融などを巻き込み、これまでの常識が通用しない戦時経済に突入した。「3月29日号」(3月22日発売)の特集の一部をいち早くオンラインでお届けする。
どうする日本のサハリンLNG エネルギー戦争が始まった
日本がロシア・サハリンの天然ガス開発から撤退すれば、日本のガス会社は経営難に陥るところも出てくるだろう。撤退を進める欧米に足並みをそろえるのか、独自の道を行くか、中国の出方もにらみながら、日本のエネルギー政策は重大な岐路に立たされている。>>>記事はこちら
プーチン政権支える政商「オリガルヒ」 資源・国営が大きな影響力
ロシアの経済を牛耳るのは「オルガルヒ」と呼ばれる新興財閥の経営者たちだ。プーチン政権と密接なつながりを持ち、いわば政商として、石油・ガス、金融などで大きな影響力を行使する。彼らも今回、欧米の経済制裁の対象となり、経済の中枢が揺らぐ。>>>記事はこちら
中国はウクライナと「仲良し」 ロシアとは「軍冷経熱」で
中国がロシアの側に立っている、と考えるのは早計だ。ウクライナと関係はもともと良好で、「一帯一路」にも重要な国。軍事と経済をうまく使い分け、漁夫の利を狙っている。遠藤誉氏が読み解く。>>>記事はこちら
プーチン論文「ロシアとウクライナは一体」はご都合主義の歴史観
プーチン大統領は「ロシア人とウクライナ人の歴史的一体性について」という論文を2021年7月に発表していた。今から見ると今回の侵攻を暗示させるが、その根底にある歴史観とはどんなものか。詳しく解説する。>>>記事はこちら