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教養・歴史 書評

『中国が世界を牛耳る100の分野』 高橋五郎著 光文社新書 990円

『中国が世界を牛耳る100の分野』 高橋五郎著 光文社新書 990円

 安全保障や経済の領域で米国と対立する中国。しかし、中国研究家の著者は「勝利の女神がほほえむのは中国」と推測。その根拠として影響力を行使している100の分野の現状を詳細に解説する。上海の株式市場に世界のマネーが集まり、人工知能(AI)の活用で最先端を走り、大量に生産されるEV(電気自動車)は日本市場にも流れ込む。劣勢ではあるが、著者は海外企業と合従連衡するなど、日本が競争に勝つための戦略も指南。勇気付けられる。(W)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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