教養・歴史書評

『実践 医療現場の行動経済学』 大竹文雄、平井啓編著 東洋経済新報社 2640円

『実践 医療現場の行動経済学』 大竹文雄、平井啓編著 東洋経済新報社 2640円

 人間には心理や感情があり、必ずしも合理的な経済活動をするわけではない。この点に着目して研究する行動経済学が、医療現場で起きているさまざまな課題に対しどのように寄与できるのかを追求した前著『医療現場の行動経済学』は医療関係者のみならず企業や自治体関係者のあいだでもロングセラーになった。本書は実践編として、具体的に現場でどのように行動経済学が活用されているのか、数々の事例を紹介する。いますぐ使える技が満載の本。(K)

インタビュー

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月16日・23日合併号

今こそ知りたい! 世界経済入門第1部 マクロ、国際政治編14 長短金利逆転でも景気堅調 「ジンクス」破る米国経済■桐山友一17 米大統領選 「二つの米国」の分断深く バイデン、トランプ氏拮抗■前嶋和弘18 貿易・投資 世界の分断とブロック化で「スローバリゼーション」進行■伊藤博敏20 金融政策 物価 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事