自治体議長の報酬“お手盛り”をただすスウェーデン公共放送のマイクに26秒黙ってから「優先順位の問題」と応えた副議長は政権与党所属 綿貫朋子
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首都ストックホルムの郊外都市、ノルテリエの市議会で10月24日、議長の報酬を約27%引き上げる議案が成立したが、全国から批判を浴びて翌日撤回を余儀なくされた。当初の議案は、増額分が月2万3400クローナ(約31万円)、報酬は月11万クローナほど。市議の報酬も引き上げる内容だった。
だが、物価高が人々の暮らしを直撃する中、地元住民から「彼らに投票するんじゃなかった」「政治不信になった」などと怒りの声が噴出。また、公共放送SVTが放送した、議案を…
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週刊エコノミスト
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