週刊エコノミスト Online書評

『商社マン、エルサルバドル大使になる』 樋口和喜著 インターナショナル新書 1012円

『商社マン、エルサルバドル大使になる』

樋口和喜著

インターナショナル新書 1012円

「大使になりませんか?」。長年、住友商事に勤務した著者は、退職間際に思いがけない依頼を受け、第二の人生が始まった。赴任先は親日家が多く、「中米の日本」と呼ばれる小国エルサルバドル。まじめで勤勉な国民性を持ちながら犯罪率も高い同国で、37歳の若き新大統領をサポートする一方、バイパス道路の建設や学校修復などにも奔走。難題に挑戦する姿に勇気づけられるばかりでなく、大使とはそもそもどんな仕事をするのかもよく理解できる一冊だ。(H)


週刊エコノミスト2022年12月27日・2023年1月3日合併号掲載

『商社マン、エルサルバドル大使になる』 樋口和喜著 インターナショナル新書 1012円

インタビュー

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事