週刊エコノミスト Online 書評 『キーエンス解剖』 西岡杏著 日経BP 1760円 2023年1月27日 『キーエンス解剖』 西岡杏著 日経BP 1760円 大阪市に本社を置く株式会社キーエンス。計測機器や光学顕微鏡などを手がける企業だ。同社社員の平均年収はなんと2200万円! いったいなぜこんな高い給料が可能なのか。あまり取材に応じないといわれる謎の超優良企業に、『日経ビジネス』の記者が果敢に挑んだ。飛び込み営業や接待は一切なく、後輩社員にもすべて「さん」付け。社員がベストな状態で実力を発揮できるその環境整備には、厳しい現状にある日本企業改善のヒントがあふれている。(K) 週刊エコノミスト2023年2月7日号掲載 『キーエンス解剖』 西岡杏著 日経BP 1760円 前の記事 『アフター・アベノミクス』 軽部謙介著 岩波新書 968円 次の記事 『未来へ繋ぐ災害対策』 松岡俊二、阪本真由美、寿楽浩太、寺本剛、秋光信佳著 有斐閣 2970円 文字サイズ 小中大 印刷