週刊エコノミスト Online編集後記

北條一浩/桐山友一

編集部から

 5月27日(土)、「BOOKDAYとやま」という古書イベントに行ってきた。10年前、出版事情についてトークさせてもらい、その後10年続いた記念として、初回ゲストの自分を再び呼んでくれたのだ。

 場所は富山駅南北自由通路。北陸新幹線の改札を出ると、目の前に30を超える古書店が店を開いている。ここで古書とレコード、ZINEの販売のほか、DJ、トーク、似顔絵コーナーなど、2日間にわたって盛りだくさんの内容で展開された。

 参加して感じたのは、本が好きで、店を始めたい人は兼業も含めてどんどん挑戦しているという事実だ。全国の新刊書店数はずっと右肩下がりだが、個人で店を始める人は実は明らかに増えている。ぼんやり暗い全体像を報道する時期はとうに過ぎた。メディアは個別の具体的な実践に紙幅を割くべきなのだ。

 書店の未来は明るい。

(北條一浩)

「ブチッ」。土曜日の夕方。長女と公園で遊んでいたら、右足のふくらはぎから音がした。右足を動かそうとすると激痛が走る。生まれて初めて経験する肉離れ。話には聞いていたが、筋肉が切れる時には本当に音がするんだと、痛さの中でも妙に感じ入ってしまった。

 朝に5キロのランニングを始めて1年近くになり、この日も自己ベストのタイムが出て喜んでいた。けれど、2カ月ほど前から右のお尻の筋肉に違和感を感じてはいた。診てもらった整骨院で聞けば、その負荷がふくらはぎにかかっていたようだ。

 走った後のストレッチが大事だともアドバイスを受けた。運動による収縮で硬くなってしまう筋肉を、ストレッチでほぐすことが必要だという。私が通っていた時代の学校の部活動は、運動したらそれっきりで、そんなことは知りもしない。自分の体のためにもう一度、出直そう。

(桐山友一)

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