新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

教養・歴史 書評

『海峡を越えた怪物』 西﨑伸彦著 小学館 2420円

『海峡を越えた怪物』 西﨑伸彦著 小学館 2420円

 高さ約4メートル、幅約3メートルのコンクリート柱──。葛西臨海公園駅から「ロッテワールド東京」につながるはずだった「動く歩道」の動線確保のために建てられた、この柱の描写を起点にロッテ創業者・重光武雄の生涯を描いた。日韓の政財官界の人脈を駆使して一代で、巨大企業グループを築き上げた異能の経営者の実像に迫る。膨大な資料を読み解きながら、丹念で緻密な取材、そして構想力。元週刊誌トップ記者にしか書けない日韓の戦後秘史である。(M)


週刊エコノミスト2023年7月18・25日合併号掲載

『海峡を越えた怪物』 西﨑伸彦著 小学館 2420円

インタビュー

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

11月26日号

データセンター、半導体、脱炭素 電力インフラ大投資18 ルポ “データセンター銀座”千葉・印西 「発熱し続ける巨大な箱」林立■中西拓司21 インタビュー 江崎浩 東京大学大学院情報理工学系研究科教授、日本データセンター協会副理事長 データセンターの電源確保「北海道、九州への分散のため地産地消の再エネ [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事