新聞から言葉をえぐる(8月25日~8月31日)
「歴史的な決定だ。BRICSが途上国と団結していく決意を表し、国際社会の期待に応えるものだ」=8月25日付『読売新聞』
新興5カ国(BRICS)は、来年1月から新加盟国としてアルゼンチン、エジプト、エチオピア、イラン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)の6カ国を受け入れると発表した。中国の習近平国家主席が記者会見で。
「私は一度も自民を支援するとは言っていない」「(自民側と)対話できる環境を引き続き整備していきたい」=25日付『朝日新聞』
連合の役員推薦委員会は、10月に任期満了を迎える芳野友子会長を2期目も推薦する方針を決めた。芳野氏が会見で、自民党との距離について。
「複雑な運命を持った男で、人生で深刻な過ちを犯した」=26日付『毎日新聞』
ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者、プリゴジン氏について、プーチン大統領が。プリゴジン氏が自家用ジェット機の墜落で死亡したことを前提に「家族に哀悼の意を示したい」と言及した。
「10都県は対象になるのかなと思っていた。どのぐらい拡大していくか、すべてなのかどうかは全く想定していなかった」=26日付『毎日新聞』
野村哲郎農相は会見で、中国の税関当局が日本からの水産物の輸入を全面的に停止すると発表したことについて「大変驚いた」と述べた。
「自信はあった。やっぱり負けたくない、誰にも負けたくないという気持ちだった」=26日付『朝日新聞』夕刊
陸上女子やり投げの北口榛花(25)=JAL、写真=が、世界選手権決勝で66メートル73をマークし初の世界一に輝いて。4位で迎えた最終6投目で大逆転した。
「残念だが、対話をしていくことが重要だという双方の認識は変わらないと思う。より適切な機会を模索したい」=27日付『毎日新聞』
公明党は山口那津男代表が28~30日に予定していた中国訪問を延期すると発表した。東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出が影響した可能性がある。山口氏が取材に。
「ジョシュはビースト(野獣)。信じられなかった」=29日付『読売新聞』
バスケットボール男子ワールドカップ(W杯)の1次リーグE組第2戦で、日本がフィンランドを98─88で破り、初勝利を挙げた。28得点19リバウンドをマークしたホーキンソン・ジョシュについて、トム・ホーバス監督が。
「事業継続を前提とした売却とは言いがたく、社員の雇用維持も極めて不透明。苦渋の決断をさせていただいた」=29日付『毎日新聞』
セブン&アイ・ホールディングス傘下の百貨店大手「そごう・西武」の売却計画をめぐり、雇用維持を懸念しているそごう・西武労働組合は、会社側に31日にストライキを実施すると通告した。寺岡泰博委員長=写真=が会見で。
「台湾を戦争の危機へと導いている」=29日付『日経新聞』
台湾の「鴻海(ホンハイ)精密工業」創業者の郭台銘(かくたいめい)氏(72)は、来年1月の総統選に無所属で出馬すると発表した。郭氏が会見で、与党・民進党について。
「歴代の気温と比較して圧倒的に高い。夏全体を見ても異常だ」=29日付『毎日新聞』
気象庁の異常気象分析検討会は、7月後半以降の猛暑について、太平洋高気圧の張り出しが記録的に強まったことに加え、地球温暖化傾向が影響したことが要因との見解を示した。中村尚会長(東京大教授)が会見で。
「マスメディアが報じていれば、事務所も対応を変えたかもしれない」=30日付『朝日新聞』
ジャニーズ事務所の前社長、ジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害問題を調査してきた「再発防止特別チーム」(座長・林真琴前検事総長)が調査報告書を発表。ジャニー氏が多数のジャニーズJr.に性加害を繰り返していたと事実認定した。林氏が会見で、メディアの責任にも触れて。
「何らかの形での対抗措置を検討しておく段階に入っている」=30日付『日経新聞』
高市早苗経済安全保障担当相が会見で、中国による日本産水産物禁輸をめぐり、世界貿易機関(WTO)への提訴に言及して。
「国民生活、全国の中小企業や零細企業の事業を守る。これが政治にとって最も大きな責任であると考える」=31日付『毎日新聞』
岸田文雄首相が首相官邸で記者団に、9月末までとしていたガソリン補助を継続・拡充し、1リットル当たりの小売価格を175円程度に抑える考えを表明して。