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新聞から言葉をえぐる(10月13日~10月19日)

「申し立ては、自分のためだけにしたつもりはない。皆で社会を変えることができた。同じ悩みを持つ若い人の希望になったらいいなと思う」=10月13日付『朝日新聞』

 生殖機能を無くす手術を性別変更の条件とする性同一性障害特例法の規定が個人の尊重を定めた憲法13条に違反するかが争われた家事審判で、静岡家裁浜松支部は違憲、無効とする決定を出した。審判を申し立てた、戸籍上は女性で男性として生活する鈴木げんさん(48)が。

「我々は肉食動物を見た」「我々はハマスを粉砕し、破壊する」=13日付『読売新聞』

 イスラエル国会は、ネタニヤフ首相と野党のガンツ前国防相らが挙国一致の「戦時内閣」を発足させることを承認した。ネタニヤフ氏がテレビ演説で。

「最初の供給量は多くないかもしれないが、まずは世の中に出すことが重要だ。27、28年の実用化に向け、ペースを上げたい」=13日付『毎日新聞』

 トヨタ自動車と出光興産は、電気自動車(EV)向けの次世代電池として期待される「全固体電池」の量産実現に向け、協業すると発表した。トヨタの佐藤恒治社長が記者会見で。

「あまりに遅いとか、(被害を)なぜ十分に把握してこなかったのかという指摘には、返す言葉がないというのが率直なところ」=14日付『毎日新聞』

 盛山正仁文部科学相は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する解散命令を東京地裁に請求した。請求後の会見で盛山氏が。

「特別な関係はない。パーティーに呼ばれ、そこであいさつしたという程度の話」=14日付『読売新聞』

 細田博之衆院議長(79)=写真=は議長公邸で会見し、体調不良のため議長を辞任すると表明した。旧統一教会との関係をめぐり「問題はない」との認識を示して。

「人口密度の高い紛争地帯を横切って、食料も水も宿泊施設もない場所に100万人以上の人々を移動させることは非常に危険」=14日付『朝日新聞』夕刊

 イスラエル軍は、パレスチナ自治区ガザ地区の北部に住む住民に対し、南部に避難する必要があると警告した。国連のグテレス事務総長が。

「しっかり応援していただくことが自衛隊ならびにその家族に対してのご苦労に報いることになる」=16日付『日経新聞』

 木原稔防衛相が、長崎県佐世保市で開かれた衆院長崎4区補欠選挙の自民党候補の集会で。自衛隊の政治利用だとして野党から批判され、発言を撤回した。

「冷静かつ大胆にという走りを実行できた」=16日付『読売新聞』

 来年のパリ・オリンピック日本代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」が行われ、男女各2人が代表に決まった。終盤まで余力を残し、39キロでトップに立って優勝した女子の鈴木優花(第一生命グループ)=写真=が。

「また、いつか空のほとりで一緒にライブをやろうね」=17日付『毎日新聞』

 日本の歌謡界をけん引した歌手で作詞、作曲家の谷村新司さんが、74歳で死去した。「アリス」でともに活躍した堀内孝雄さんが。

「水や電気、燃料が24時間分しか残っていない」=17日付『毎日新聞』夕刊

 世界保健機関(WHO)のアルマンドハリ東地中海地域代表が、イスラエルに「完全封鎖」されているガザ地区に人道支援物資を早急に運ぶ必要性があると訴えて。

「イスラエルによる人間的価値を欠く攻撃の最新事例だ」=18日付『日経新聞』夕刊

 ガザ地区の病院で大規模な爆発があり、数百人が死亡した。トルコのエルドアン大統領がX(旧ツイッター)に投稿して。

「あなた方(イスラエル)ではなく、別のチーム(パレスチナの武装組織)によって引き起こされたように見える」=19日付『毎日新聞』

 バイデン米大統領が、イスラエルを訪問しネタニヤフ首相と会談。イスラエル軍がガザ地区への地上侵攻を準備する中、自衛に必要なものは全て提供すると伝えた。会談の冒頭、バイデン氏がガザ地区の病院での爆発について。

「決済システムの信頼性を揺るがす大きな問題で、おわびします」=19日付『日経新聞』

「全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)」は、10、11日に発生したシステムトラブルによる銀行間の送金障害で、顧客が負担した費用を補償すると発表した。全銀ネットの辻松雄理事長が会見し、陳謝して。


週刊エコノミスト2023年11月7日号掲載

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