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週刊エコノミスト Online 書評

『ラズウェル細木の酔いどれ自伝』 ラズウェル細木、パリッコ、スズキナオ著 平凡社 1980円

『ラズウェル細木の酔いどれ自伝』 ラズウェル細木、パリッコ、スズキナオ著 平凡社 1980円

 酒と肴(さかな)の素晴らしさを30年間取り上げ続ける代表作『酒のほそ道』で知られる漫画家ラズウェル細木の本格的な自伝だ。大学卒業後、イラストレーターから気づいたら漫画家に。麻雀やジャズなどを経て、安酒を飲んでいた学生時代の経験を生かし、大衆的な酒の魅力を伝える先駆けの作品をスタートした歩みが詳細に語られる。都会に限らず地方都市も散策するなど、常に楽しく、かつ貪欲に制作へ臨む作者のスタンスが作品の人気の秘密と分かる。(W)


週刊エコノミスト2024年2月6日号掲載

『ラズウェル細木の酔いどれ自伝』 ラズウェル細木、パリッコ、スズキナオ著 平凡社 1980円

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