経済・企業特集

会社を買う売る継ぐ 納税猶予を機にキャッシュフローを可視化=仙石実

    納税猶予の特別措置の流れ(出所)中小企業庁の資料を基に編集部作成
    納税猶予の特別措置の流れ(出所)中小企業庁の資料を基に編集部作成

     相続・贈与税の全額納税猶予という特例措置を受けるためには、承継までの経営の見通しをまとめた「特例承継計画」を2023年3月末までに提出する必要がある。計画を立てるうえで重要なのは、利益だけでなく、将来のキャッシュフローを可視化することだ。

     会社の経営は、売り上げが上がり、利益が出ていれば安心というわけではない。利益とキャッシュフローは全く違った動きをする。利益が1億円上がっていても、手元に現金が100万円しかないこともある。借り入れを返済しているからだ。来月、資金ショートすると分かった段階で、新たな借り入れはできない。だから黒字倒産が起こる。

     子が承継をちゅうちょする理由として大きいのは、会社の借り入れへの個人保証だ。倒産すれば、億単位の債…

    残り492文字(全文817文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,000円(税込み)が、今なら特別価格980円(税込)

    2019年3月末までのお申し込みで6カ月間は特別価格でご提供

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    3月5日号

    大変調 企業決算22 牙むく「トランプ砲」 標的は自動車と為替 ■浜田 健太郎24 注目セクター 1 自動車 米中2大市場の減速、固定費増、日米貿易摩擦の三重苦 ■遠藤 功治26        2 エレクトロニクス 半導体「超好況」終息、調整局面へ ■石野 雅彦28        3 機械 下方修正 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    最新の注目記事

    ザ・マーケット