教養・歴史コレキヨ

小説 高橋是清 第10話 森有礼=板谷敏彦

     幕末の幕府直轄教育機関には、国学と漢学を学ぶ昌平坂学問所、洋学の開成所、医学の医学所の三つがあった。

     これらは慶応4(1868)年5月頃に新政府によって接収された後、6月から9月にかけて昌平学校(本校)、開成学校、医学校として順次再開されたが、翌明治2(1869)年1月、制度を改めて頭取・教授が置かれ、仕切り直して新政府の教育機関として開校された。

     明治2年の12月に入ると再び制度が改正されて本校は大学に、開成所は大学の南にあったので大学南校とな…

    残り2417文字(全文2643文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    12月24日号

    日本経済総予測第1部14 富裕層にアベノミクスの恩恵 「消費の二極化」鮮明に ■浜田 健太郎/岡田 英17 2020年の主な国内イベント18 インタビュー リチャード・クー 野村総合研究所主席研究員、チーフエコノミスト 「中立な『財政委員会』設置し今こそ財政出動と構造改革を」20 外需 米予防緩和で [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ PR

    最新の注目記事

    ザ・マーケット