マーケット・金融特集

キャッシュレス先進国・中国 中銀が規制強化の動き=趙瑋琳 キャッシュレスの覇者 

 世界各国では現金の発行や流通などに関わるコストの削減、クレジットカードの浸透や電子マネーの普及などにより、現金を必要としないキャッシュレス化が進んでいる。その中でも、クレジットカードの普及率が低い中国では、高級デパートから道端の屋台に至るまで、スマートフォン(スマホ)を専用の二次元コード(QRコード)にかざすだけで決済を完了できるモバイル決済が急速に普及しており、キャッシュレス先進国に変貌している。

 中国におけるキャッシュレス決済の最初のけん引役は、2002年に誕生したデビットカードの「銀聯カード」だった。銀行間決済ネットワークの整備や銀行間取引における高額な手数料などの問題を解決するために、多くの金融機関が共同で「中国銀聯」を発足。参加金融機関がカードを発行した。枚数は16年までに累計62億枚を超えており、海外進出にも積極的だ。

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