国際・政治特集

金融秩序壊すトランプ=中岡望 偽りの世界好景気 “倫理崩壊”が招く危機 

トランプ政権が進める金融選択法案は金融規制を骨抜きにする
トランプ政権が進める金融選択法案は金融規制を骨抜きにする

2008年のリーマン・ブラザーズの破綻で始まった金融危機と世界的な大不況から10年がたった。その間、「金融危機の本質」とは何かを巡って、さまざまな解釈がなされてきた。危機の教訓が次第に薄れつつある今、もう一度確認しておかなければならないのは、リーマン・ブラザーズの破綻は危機の結果ではなく引き金に過ぎないということだ。最も重要なのは、金融危機の本質が、銀行による“投機的な利益稼ぎ”とそれを可能にする“金融制度そのもの”にあるという点だ。

残り3108文字(全文3327文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

2月14日号

どうする?どうなる?日銀大検証16 岸田政権「インフレ抑制」へ 10年ぶり総裁交代で緩和修正 ■浜田 健太郎19 インタビュー 軽部謙介 帝京大学教授・ジャーナリスト 日銀が甘くみた内閣の力 「安倍1強」に内部ひょう変21 「 ガラパゴス」日銀 市場機能をマヒさせた「看守」 低金利慣れの財政に大打撃 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事