国際・政治特集

金融秩序壊すトランプ=中岡望 偽りの世界好景気 “倫理崩壊”が招く危機 

    トランプ政権が進める金融選択法案は金融規制を骨抜きにする
    トランプ政権が進める金融選択法案は金融規制を骨抜きにする

    2008年のリーマン・ブラザーズの破綻で始まった金融危機と世界的な大不況から10年がたった。その間、「金融危機の本質」とは何かを巡って、さまざまな解釈がなされてきた。危機の教訓が次第に薄れつつある今、もう一度確認しておかなければならないのは、リーマン・ブラザーズの破綻は危機の結果ではなく引き金に過ぎないということだ。最も重要なのは、金融危機の本質が、銀行による“投機的な利益稼ぎ”とそれを可能にする“金融制度そのもの”にあるという点だ。

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