外貨準備は米国債から金にシフトへ=市岡繁男 グラフの声を聞く
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21世紀に入って最も値上がりした資産は金だ。米国株の上昇率が2倍なのに対し、金は4・6倍になった(図1)。2001年1月の金価格は1トロイオンス=268ドルだったが現在は1200ドル台である。
08年以降の金上昇の主因は、新興国の公的金準備の積み増し。その量は約5000トンから約9300トンと約2倍になった。このうち中国とロシアの2カ国で増加分の3分の2を占める。なかでもロシアの金準備はこの10年間で1500トンも…
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週刊エコノミスト
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