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資源・エネルギー ワシントンDC

「日米原子力協定」締結に貢献した米エネルギー省元高官に叙勲=中園明彦 WASHINGTON D.C. 

伝達式でスピーチをするマーティン氏(在米日本大使館提供)
伝達式でスピーチをするマーティン氏(在米日本大使館提供)

「日米原子力協定」締結に貢献 米エネルギー省元高官に叙勲

 10月4日、日本大使公邸で日米間の原子力分野における関係強化に寄与したウィリアム・フリン・マーティン氏に対して、旭日重光章の叙勲伝達式が行われた。マーティン氏はレーガン政権下で米大統領特別補佐官、米国家安全保障会議事務局長、エネルギー省副長官を務め、その後も長年、米国政府内の重要なポストを歴任した。エネルギー省副長官時代に日米原子力協定の交渉に携わり、今日の日米間の原子力協定の基盤を築いた。叙勲を伝達した杉山晋輔駐米大使は、1987年の協定締結時の日本政府の事務方として、条文の英文草案を書き上げた本人だ。スピーチで、当時のエピソードを紹介し、会場は和やかな雰囲気に包まれた。

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