週刊エコノミスト Online東奔政走

憲法・消費税で試される立憲民主 「反安倍」頼みを脱却できるか=人羅格

7月の衆院本会議で内閣不信任決議案の趣旨説明をする立憲民主党の枝野幸男代表(手前)と、それを聞く安倍晋三首相(右奥)=7月20日
7月の衆院本会議で内閣不信任決議案の趣旨説明をする立憲民主党の枝野幸男代表(手前)と、それを聞く安倍晋三首相(右奥)=7月20日

 今臨時国会は、外国人労働者の受け入れを拡大する法案を巡る論戦が主役である。「人生100年時代」に向けたライフスタイル見直しを掲げた安倍晋三首相のテーマ設定は、空回り気味だ。

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党内に「立憲的改憲」論

 立憲民主党が衆院に続き、参院でも野党「第1党」となって初の国会でもある。国会ではじわじわと勢力を伸ばしているが、有権者の期待がふくらんでいるとは言い難い。

 国会が召集された10月24日、立憲民主党の山尾志桜里衆院議員のパーティーを取材した。山尾氏が主張する「立憲的改憲」をテーマにした討論会があわせて開催されたためだ。

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