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古賀茂明の闘論席 都市型原発の再稼動と原賠法改正

    撮影 丸山博
    撮影 丸山博

     11月7日、原子力規制委員会は、日本原子力発電東海第2原発の運転延長を認めた。東海第2は、大災害を起こした福島第1と同じ沸騰水型で、ほぼ40年経過した非常に古い原発である。また、東日本大震災で津波被害に遭った原発であること、そして何よりも30キロ圏内に96万人もの人口があることなどから、常識的には、再稼働できない原発だ。しかし、規制委は、再稼働のために突貫工事で審査し、期限切れ直前にゴーサインを出した。安全より原発再稼働優先の姿勢だ。

     本来は、このような人口密集地帯にある都市型原発の再稼働を認める前に、避難計画の専門的な審査が行われていないという、現在の原発安全規制の根本的問題の見直しが行われるべきだった。だが、国会でこの問題が本格的に審議されたことはない。

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