王者セブンの遠い背中 「生みの親」去り新局面=浜田健太郎/黒崎亜弓
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<第2部>
コンビニチェーンの実力差を端的に示す指標が、1日1店舗当たりの売り上げを示す「平均日販」だ。2018年2月期の実績は、セブン─イレブン・ジャパンが65万3000円。これに対しファミリーマートが52万円、ローソンが53万6000円で、両社はセブンに10万円以上の格差をつけられている。過去10年間の推移(図)を見てもその差が縮まっていないことがわかる。
業界の覇者、セブン─イレブンの歴史は、初代社長の鈴木敏文氏(前セブン&アイ・ホールディングス〈HD〉会長最高経営責任者)を抜きに語ることはできない。
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週刊エコノミスト
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