新聞から言葉をえぐる言言語語(2019年1月26日~2月1日)
「イエスでもあり、ノー。この大会に勝つのはずっと夢だった。いつも夢を持ち、それを達成してきた。ただ、まだ現実なのか、不思議な気分でいる」=27日付『朝日新聞』
テニスの全豪オープン女子シングルス決勝で、大坂なおみ(日清食品)=写真=がペトラ・クビトバ(チェコ)を降し、日本選手として男女を通じて初優勝の快挙を成し遂げた。記者会見で結果に驚いているかと問われて。
「衝突しても構わないという被告の気持ちが表れているとしか考えられない」=1月26日付『毎日新聞』
車のあおり運転でオートバイに追突し男子大学生を死亡させたとして殺人罪に問われた堺市の元警備員、中村精寛(あきひろ)被告(40)の裁判員裁判で、大阪地裁堺支部は懲役16年の判決を言い渡した。安永武央裁判長が、ドライブレコーダーに残っていた中村被告の「はい、終わり」という軽い口調の独り言について。
「下院議長を甘くみないほうがいいということだ。大統領も学んだだろう」=27日付『日経新聞』
米連邦政府の予算失効に伴う政府機関の一部閉鎖をめぐり、トランプ米大統領は一時再開で米議会と合意し、2月15日までのつなぎ予算に署名した。メキシコ国境に壁を建設する費用は盛り込まれていないが、トランプ氏が妥協した。民主党の上院トップ、シューマー院内総務が。
「『嵐として活動を一旦終えたい、自由に一度生活してみたい』と4人に伝え、話し合いを重ねて活動休止に至った」=28日付『毎日新聞』
人気アイドルグループ「嵐」が2020年末で活動を休止することを明らかにした。記者会見でリーダーの大野智さん(38)が。
「多様な方法による年収ベースの賃金引き上げや総合的な処遇改善を検討してほしい」=28日付『日経新聞』夕刊
経団連の「労使フォーラム」が開幕し、2019年春闘が事実上スタートした。中西宏明会長はあいさつで、加盟企業がそれぞれの事情に応じて賃上げを実現するように呼びかけた。
「立ち退きさせてこい。今日、火をつけて捕まってこい。燃やしてしまえ」=29日付『毎日新聞』
兵庫県明石市の泉房穂(ふさほ)市長(55)が17年6月、道路拡幅に伴う用地買収が進まないため担当幹部に暴言を吐いていたことが分かった。泉市長は責任を取って辞職した。
「事務局員として出席することは非常に自然なことだと考えていた」=29日付『日経新聞』
「毎月勤労統計」の不正調査問題で、厚生労働省の特別監察委員会の外部有識者が行った元局長級職員らの聞き取りに、宮川晃厚労審議官と定塚(じょうづか)由美子官房長が同席していたことが判明した。定塚氏が記者団に。
「ベネズエラの資産がこれ以上、マドゥロ政権によって流用されるのを止める」=29日付『朝日新聞』夕刊
米政府は、南米ベネズエラの「国営ベネズエラ石油」(PDVSA)が反米左翼マドゥロ政権の資金源になっているとして、経済制裁の対象に指定したと発表した。ムニューシン財務長官が記者会見で。
「中国で特に逆風が強かったが、事業基盤への信頼は揺らいでいない」=30日付『読売新聞』夕刊日付
米アップルの18年10~12月期決算は、売上高が前年同期比4・5%減の843億ドル(約9兆円)となった。iPhone(アイフォーン)の中国市場での販売不振が主因。ティム・クック最高経営責任者(CEO)が電話での記者会見で。
「このような状況では、先行きをより見通せるまで忍耐強く待つことが常識的な政策だ」=31日付『毎日新聞』夕刊
米連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明文で、世界経済の先行き不透明感を背景に、追加利上げを一時休止することを示唆。パウエル議長=写真=が記者会見で。
「お父さんにぼう力を受けています」「先生、どうにかできませんか」=2月1日付『読売新聞』
千葉県野田市の小学4年、栗原心愛(みあ)さん(10)が死亡し父親が傷害容疑で逮捕された事件で、心愛さんが学校のアンケートで記述した内容が明らかになった。市教委は、アンケートのコピーを父親に渡していた。
「政策を実現するという意味で自民党と一緒にやっていきたい」=1日付『毎日新聞』
自民党二階派は派閥総会で、無所属の細野豪志元環境相(衆院静岡5区)が「特別会員」として入会することを了承した。細野氏が記者団に。