国際・政治ワールドウオッチ

ロシア 顔見せに終わった露朝会談=大前仁

笑顔を見せるプーチン大統領(右)と金委員長(筆者撮影)
笑顔を見せるプーチン大統領(右)と金委員長(筆者撮影)

 ロシアと北朝鮮の首脳会談は、まずは両首脳の“遅刻”が注目された。プーチン露大統領は国内で起きた火災への対策のために現地に寄ってからウラジオストクに入り、会場に着いたのは開始予定時間を30分近く回ったころだった。一方、北朝鮮の金正恩労働党委員長もなかなか会場に現れず、ロシア側をやきもきさせた。

 それでも黒い人民服姿の金委員長が到着すると、寒風が吹く中でプーチン氏が会場の外まで迎えに行った。双方の表情を見ると…

残り309文字(全文514文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月16日・23日合併号

今こそ知りたい! 世界経済入門第1部 マクロ、国際政治編14 長短金利逆転でも景気堅調 「ジンクス」破る米国経済■桐山友一17 米大統領選 「二つの米国」の分断深く バイデン、トランプ氏拮抗■前嶋和弘18 貿易・投資 世界の分断とブロック化で「スローバリゼーション」進行■伊藤博敏20 金融政策 物価 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事