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教養・歴史 書評

『「食べる」が変わる 「食べる」を変える』ビー・ウィルソン著 原書房 2800円

『「食べる」が変わる 「食べる」を変える』 ビー・ウィルソン著 原書房 2800円

 飲酒や喫煙など健康を害する要因はさまざまだが、死のリスク第1位は実は「食」だという。いま世界規模で肥満が増え、都市部では肥満なのに栄養失調という健康問題も起きている。数々の著作と受賞歴を持つ著名なフードジャーナリストである著者は、この原因を当事者の意志の弱さや家庭の問題にせず、世界経済の仕組みの変容に求める。そして完璧主義や善悪二元論に陥ることなく、「いま普通に食べるとはどういうことか」を追求してゆく。(K)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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