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教養・歴史 書評

『憲法講話 24の入門講義』 長谷部恭男著 有斐閣 2500円

『憲法講話 24の入門講義』 長谷部恭男著 有斐閣 2500円

 欧米での憲法の成り立ちから、現憲法の項目解説まで24講で構成。憲法学の泰斗である筆者が分かりやすい文章表現に努め、気軽に味わえる。現憲法が米国の押し付けであるという主張については、日本の議会での議論もあった事実を挙げ、全国民が制定に賛成する憲法などあるはずはないと指摘する。重要なのは、憲法が国政運営を抑制しうるかだと主張し、成立経緯のみで正統性を問うことに疑問を投げかける。論理と良識が詰まった一冊。(F)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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