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教養・歴史 書評

『音楽が聴けなくなる日』 宮台真司、永田夏来、かがりはるき著 集英社新書 820円

『音楽が聴けなくなる日』 宮台真司、永田夏来、かがりはるき著 集英社新書 820円

 最近、「自粛」が幅を利かせている。電気グルーヴのピエール瀧が麻薬取締法違反容疑で逮捕され、翌日ただちにレコード会社が全音源、映像を出荷停止、配信停止にしたのは記憶に新しい。法を犯した者が罪を償うのは当然だが、なぜ作った音楽にまで制限がかけられるのか。それは私たちの「聞く権利」「見る権利」を奪うことではないのか。現状に異議申し立てする著者3人は、自粛の歴史等も参照しつつ、アートとは何かを問い、自由のために闘う。(N)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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