教養・歴史 書評 『ロスネフチ』 篠原建仁著 ユーラシア文庫 900円 2020年6月5日 『ロスネフチ』 篠原建仁著 ユーラシア文庫 900円 資源大国ロシアで最大の石油会社「ロスネフチ」。国内外で石油・ガスを開発、生産、販売し、同国の経済と雇用を支える。1993年の設立直後は老朽化した油田や製油所しか持たなかった同社が現在の地位を確立したのには、不透明な買収劇や政敵排除があった。最高経営責任者のセーチン氏がプーチン大統領の側近であることも注目される。長年資源の調査員を務める筆者は、同社を「ロシアの縮図」と表現し、同社の功罪、事業モデルを解説する。(F) 前の記事 『佐藤栄作 最後の密使』 宮川徹志著 吉田書店 2900円 次の記事 5月28日~6月3日(ビジネス/ノンフィクション) 文字サイズ 小中大 印刷