教養・歴史 書評 『経済学を味わう』 市村英彦、岡崎哲二、佐藤泰裕、松井彰彦編 日本評論社 1800円 2020年6月5日 『経済学を味わう』 市村英彦、岡崎哲二、佐藤泰裕、松井彰彦編 日本評論社 1800円 経済学について多くを知る前に学生は卒業してしまう……。そんな思いを抱く東京大学経済学部の教員たちは、ある時期から経済学のおもしろさや有用性を知ってもらうためのオムニバス講義を始める。その講義を基に編集されたのが本書だ。経済学のおもしろさをゲーム理論と制度設計の観点から解いた松井彰彦氏。市場の力と政府の役割をテーマに語る小川光氏。総勢12人の第一人者による「紙上講義」が、最新の魅力的な経済学の世界に誘ってくれる。(K) 前の記事 『佐藤栄作 最後の密使』 宮川徹志著 吉田書店 2900円 次の記事 5月28日~6月3日(ビジネス/ノンフィクション) 文字サイズ 小中大 印刷