教養・歴史書評

『災害に強い住宅選び』 長嶋修、さくら事務所著 日経プレミアシリーズ 900円

『災害に強い住宅選び』 長嶋修、さくら事務所著 日経プレミアシリーズ 900円

 昨年10月の台風19号では、屋根を飛ばされた千葉県の一戸建てや、浸水被害にあった武蔵小杉のタワマンが話題になった。異常気象が日常茶飯事になる中、住まいの災害対策は喫緊の課題である。本書によると、東京23区の3分の1に浸水の可能性があり、南青山、西麻布、白金台などの高級住宅地でも2メートルの浸水が予想されている。筆者は、まずはハザードマップで情報を集め、建物の構造や集合住宅であれば防災体制の有無に留意すべきと説く。(I)

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