新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

教養・歴史 書評

『世界のエリートはなぜ「イスラエル」に注目するのか』 新井均著 東洋経済新報社 1600円

『世界のエリートはなぜ「イスラエル」に注目するのか』 新井均著 東洋経済新報社 1600円

 イスラエルと聞くと、通常まず想起するのは、緊張状態が長く続く中東情勢だろう。しかし著者はまったく違う観点から同国の先進性を読み解く。USBメモリーやフェイスブックの顔認証など我々にとって身近な技術の多くが、イスラエルの企業による開発であることを紹介し、そうしたイノベーションを生む土壌を分析。さらには「タルピオット」と呼ばれる独特の超エリート教育の詳細を解説し、そこから世界が、日本が何を学べるのか、持論を展開する。(K)

インタビュー

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事