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教養・歴史 書評

『内田義彦の学問』 山田鋭夫著 藤原書店 3300円

『内田義彦の学問』 山田鋭夫著 藤原書店 3300円

 マルクスやアダム・スミスの研究者として、戦後日本を代表する思想家・経済学者として知られる内田義彦。人は年齢と関係なく「育つ」存在であり、「学ぶこと=生きること」を基本に据えたその姿勢には共感者が絶えない。本書は内田を尊敬してやまない著者が、渾身(こんしん)の努力で完成させた一冊。「河上肇論」や「市民社会論」の分析とともに、主要作品の案内、名言選、文献目録など、これから内田義彦を読もうとする人にも格好の入門書となっている。(K)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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