経済・企業話題の記事

ホンダが生産停止 制御システムにサイバー攻撃 過去の被害の教訓生かされず=山崎文明

    サイバー攻撃を受けたホンダ。写真は米オハイオ州メアリズビル工場 (Bloomberg)
    サイバー攻撃を受けたホンダ。写真は米オハイオ州メアリズビル工場 (Bloomberg)

     ホンダがサイバー攻撃の被害にあったことを6月9日に公表した。米国は自動車の全5工場が生産停止したほか、トルコ、インド、ブラジルなど全世界30拠点のおよそ3割が停止したという。複数のセキュリティー会社の情報によると攻撃には「Ekans(別名Snake、EkansはSnakeを逆に読んだもの)」という産業用制御システムを狙ったランサムウエアが使用されたようだ。

     ランサムウエアとは、コンピューターウイルスの一種で、感染するとそのコンピューターに記録されているデータを暗号化してしまい、コンピューターを機能不全にする。元に戻してほしかったら身代金を支払えというものである。ホンダの工場がこの種のコンピューターウイルスに感染してしまったのは今回が初めてではない。2017年6月にもホンダ狭山工場(埼玉県狭山市)が「WannaCry」というランサムウエアに感染し、自…

    残り826文字(全文1206文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    7月21日号

    もう働かなくても大丈夫? ベーシックインカム入門18 Q1 なぜ今、BIの議論が? コロナ禍で覆った「常識」 誰もが困窮する時代に転換 ■市川 明代21 政党に聞く 定額給付金とBI 斉藤鉄夫 公明党幹事長 「国民の理解が『一変』 BI検討が必要な時代」 玉木雄一郎 国民民主党代表 「所得制限は社会 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事

    ザ・マーケット