教養・歴史書評

『白人ナショナリズム』 渡辺靖著 中央新書 800円

    『白人ナショナリズム』 渡辺靖著 中央新書 800円

     米国の白人至上主義についてはさんざん聞かされてきた気になってしまうが、本書を読めばまったくの誤りであることがわかる。特に、自国第一主義と結びついた近年の白人ナショナリズムは日本ではほぼ理解されていない。著者は、若者中心の新興極右勢力「オルトライト」など反動思想に注目し、自身はあくまで反対の立場にありながら、白人ナショナリズムを「敵視」せず「理解」しようと努める。そのフェアなスタンスが信頼できる一冊だ。(K)

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