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教養・歴史 書評

『アクティビストの衝撃』 菊地正俊著 中央経済社 2800円

『アクティビストの衝撃』 菊地正俊著 中央経済社 2800円

 企業を食い物にする「ハゲタカ」か。あるいは、企業価値向上を促す経営陣の良き同伴者なのか。株式投資戦略に関わる筆者が長年の取材から「もの言う株主」の実像に迫る。好例としてあげるのは、2018年にオリンパスに取締役を送り込んだ米バリューアクト。巨額粉飾決算で混迷する同社を的確なアドバイスで導き、時価総額は過去最高を更新した。それ以外の実例やデータも豊富。アクティビストの本音を知りたい経営者やIR担当者に有用だ。(I)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中郁次郎 一橋大学名誉教授「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化■大垣昌夫23 Q&Aで理解す [目次を見る]

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