教養・歴史書評

『霧の彼方 須賀敦子』 若松英輔著 集英社 2700円

    『霧の彼方 須賀敦子』 若松英輔著 集英社 2700円

     没後20年超を経ても人気を集める随筆家・翻訳家の須賀敦子が、晩年に文学の世界で才能を発揮するまでの人生を仔細(しさい)にたどった評伝だ。18歳でカトリックの洗礼を受け、イタリアに渡り、教会の在り方を変革しようとする人たちが集まる「コルシア書店」に参加。信仰とは何かを考え続ける中で多くの書物や人物と出会い、狭い殻に閉じこもらず作品を生みだすことに意味を見いだしていく。哲学的な考察が多いが、じっくりと挑む価値はあり。(W)

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