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教養・歴史 書評

『カラー新版 地名の世界地図』 21世紀研究会編 文春新書 1350円

『カラー新版 地名の世界地図』 21世紀研究会編 文春新書 1350円

 地名は土地の歴史を雄弁に語ってくれる。その場所になぜそういう名が付いているかを知ることは、理解の重要な入り口となるはずだ。自然が生み出した地名、大航海時代の西洋の価値観が「世界」を発見した結果としての地名、聞き間違いがそのまま定着してしまった地名……。これら数々の地名のルーツや謎が満載の一冊である。20年前に出た旧版に100ページを超す増補が加わり、図版はオールカラー。読み物としても資料としても興味は尽きない。(K)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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