教養・歴史書評

『社会を知るためには』 筒井淳也著 ちくまプリマー新書 840円

    『社会を知るためには』 筒井淳也著 ちくまプリマー新書 840円

     社会の問題に対して多くの人が憤り、社会を変えるという志は美しく映る。でもその前に、本書が説く社会の有り様を知っておいた方がいい。社会はゆるいつながりの連鎖で動いている。因果関係には回収しきれず、行為が意図しなかった結果が生じる。家族社会学が専門の筆者は、少子化や女性の職場進出を例に要因の絡み合いをつづる。社会学のスタンスが経済学など隣接領域とどう違うかも解説。「社会はわからない」ままでも見晴らしがよくなれる一冊。(A)

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    もうかるEV(電気自動車)、電池、モーター14 「電動化」が業績・株価を左右 「次の勝者」探しも活発化 ■神崎 修一/桑子 かつ代/斎藤 信世16 巨人の焦り トヨタから「自動車」が消える日 ■井上 久男18 自動車部品 日本電産が台風の目に ■遠藤 功治20 図解 EV用電池「国盗り物語」 ■編集 [目次を見る]

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