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教養・歴史 書評

『東大塾 現代アメリカ講義』 矢口祐人編 東京大学出版会 3200円

『東大塾 現代アメリカ講義』 矢口祐人編 東京大学出版会 3200円

 米大統領選も間近に迫り、アメリカのどのような変化がトランプ大統領を生み、就任以降どこに向かっているのかを分析する。反知性主義の台頭や「多人種都市」ロサンゼルスの歴史と暴動、GAFAに代表される巨大IT企業の寡占、住民の大半が反トランプのハワイから見えてくるもの、といったテーマで、各分野の一線で活躍する研究者8人が解説。東京大学本郷キャンパスで社会人向けに開催された講演会がベースで、内容は分かりやすい。(K)

インタビュー

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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