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教養・歴史 書評

『データ農業が日本を救う』 窪田新之助著 インターナショナル新書 840円

『データ農業が日本を救う』 窪田新之助著 インターナショナル新書 840円

 高齢化や後継者不足に直面する日本の農業に救いはあるのか? 農業ジャーナリストの著者は、生産・収穫から流通・販売に至るまで、徹底的に生育状況などのデータを収集する「データ農業」に活路を見いだす。本書で紹介されるのは、例えばドローンで畑を撮影した画像から土が作物を育てられる力を分析した結果、年間400万円超の肥料代削減に成功したケース。これら豊富な実例は説得力に富み、データ農業の真価が理解できる。(W)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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