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教養・歴史 書評

『ニッポン巡礼』 アレックス・カー著 集英社新書ヴィジュアル版 1400円

『ニッポン巡礼』 アレックス・カー著 集英社新書ヴィジュアル版 1400円

『かくれ里』という名著がある。著者は随筆家の白洲正子だ。東洋文化研究者である本書の著者は、これに影響され、観光地とは違う、ひっそりと隠れるようにある日本の美しい場所を訪ねて歩く。滋賀県は日吉大社に慈眼堂、石山寺。秋田県は羽後町田代(うごまちたしろ)や阿仁根子(あにねっこ)といった土地。全国津々浦々のかくれ里の中から厳選した小さな里が、それぞれ美しいカラー写真と共に紹介される。おおぜいではダメ、しかしいつか1人で行ってみたい場所ばかりだ。(K)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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