教養・歴史書評

『安倍・菅政権 vs. 検察庁』 村山治著 文藝春秋 1600円

    『安倍・菅政権 vs. 検察庁』 村山治著 文藝春秋 1600円

     2020年に大騒ぎとなった黒川弘務東京高検検事長の定年延長問題。その舞台裏を検察取材の第一人者が詳細に暴いた驚異のノンフィクションだ。16年に法務事務次官人事に介入して以降、官邸は法務・検察への圧力を強め、政官界に人脈を持つ黒川氏を検事総長に据えて政権の“守護神”にしようとしたと分析。あらがい続けた検察庁も一枚岩ではなかった。黒川氏も政治に翻弄(ほんろう)された被害者との見立ては説得力十分で、身勝手な政権に怒りを覚える。(W)

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